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UNDP(国連開発計画)の親善大使に就任する芦田愛菜さん=2025年3月6日午前、東京都千代田区、小林一茂撮影
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 気候変動対策や途上国の貧困撲滅などに取り組む国連開発計画(UNDP)の「国内親善大使」に6日、就任した。5歳のときにドラマ「Mother」で脚光を浴び、世代を超えて愛される俳優でありながら、20歳で、新たな挑戦を決めた。

 世界各地で台風や干ばつ、山火事などの災害が起こり、その影響は甚大だ。UNDPなどが行った調査によると、全世界で8割の人々が自国政府に気候危機への対策強化を望んでいるという。

 UNDP駐日代表事務所が頭を悩ませたのは、日本で一人でも多くの人に行動を促したいという思いを「届ける力」だった。世代を超えて声を届け、行動を促せるような人が必要だ――。そうした思いを受けて、抜擢(ばってき)された。UNDP駐日代表のハジアリッチ秀子さんは「貧困や不平等、災害に苦しんでいる方たちに『寄り添う思い』」があるとし、日本の若者の目線で発信することに期待を寄せる。

 私でいいのか。私にできるこ…

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